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いざというときに慌てない!ロードサービスとは?使い方をゼロから解説

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「ロードサービス」は“現場対応+搬送”で人と車を守る仕組み

ジャッキアップする作業員

結論:ロードサービスとは「安全」と「安心」を届けるシステムです
運転中に予期せぬトラブル(故障、事故、パンク、バッテリー上がりなど)が発生した際に、現場まで専門スタッフが駆けつけ、応急処置やレッカーで車を運ぶこと(搬送)を行うサービスの総称です。現場で車を動かせる状態に戻す応急処置と、修理工場や自宅までレッカーで車を運ぶこと(搬送)を組み合わせて、ドライバーと車両の両方を守る仕組みが「ロードサービス」の基本です。

理由:自力解決が難しい状況で人命と財産を守るため
車の故障や事故は、特に路上や高速道路といった危険な場所で発生すると、ドライバー自身の安全を脅かします。例えば、キーをひねってもセルモーターの回りが悪い、あるいは「カチカチ」というだけでエンジンがかからない状態(バッテリー上がり)に陥ることもあります。こうした状況で無理に自力対応すると、二次事故や車両のさらなる損傷を招くおそれがあります。ロードサービスとは、危険な現場から迅速に人や車を遠ざけ、その後の修理工場への搬送までを一手に担うことで、人命最優先の解決を提供する仕組みです。

具体例:エンジントラブルが発生したら
もし走行中にエンジンチェックランプが点灯したり、エンジンに不調を感じたりしたら、それは専門的な対応が必要な故障かもしれません。例えば、エアフロセンサの特性異常やO2センサの不良、さらにはCVT内部チェーンの切れなど、一般ドライバーには対応できない深刻な故障もあります。このような事態が発生した際、ロードサービスを利用してプロに任せることで、故障車の安全な移動が保証されます。

ひとことまとめ
ロードサービスとは、緊急時にドライバーに代わってプロの専門家が現場に駆けつけ、安全確保と車の移動を支援してくれる、頼れる存在です。

ロードサービスの仕組み

ロードサービス全般を表したイラスト

結論:ロードサービスは「安全確保」と「迅速な情報伝達」から動き出します。
ドライバーからの連絡を受けてから、専門の車両が出動し、現場での安全確保と応急処置、または搬送(レッカーで車を運ぶこと)を経て、車の引き渡しまで進みます。

理由:体系化された流れでトラブルを最小限に抑えるため
現場の状況は刻一刻と変化するため、受付時に正確な情報を伝え、隊員が安全に作業に入れるように手順が体系化されています。路上での作業は危険を伴うため、まず安全な場所への移動やマーキングが重要となります。現場対応は、人命と交通の安全を第一に考えた流れに沿って行われます。

具体例:受付から完了までの流れ
ドライバーが電話で助けを求めると、まずオペレーターが場所、車の状態、安全対策の実施状況などを確認します。その後、適切な装備を持ったロードサービスの隊員が現場に向かいます。

ひとことまとめ
ロードサービスをスムーズに利用するためには、電話での正確な状況説明(どこで、何が、どうなっているか)が、早期解決への鍵となります。

対象トラブル:バッテリー・パンク・鍵・燃料・故障・事故

ボンネットの中を見る女性ドライバーと作業員

結論:ロードサービスとは「走行不能」または「自力解決困難」な幅広いトラブルに対応しています。
ロードサービスが対象とするトラブルは多岐にわたり、主に車が動かなくなった、または安全に走行できない状態となった場合に利用されます。

理由:路上での予期せぬ事態は多種多様だから
車のトラブルは、電気系、機械系、人為的なミスなど、さまざまな原因で発生します。

  • バッテリー上がり
    ライトの暗さなど、電気系統のトラブルはバッテリーの劣化やオルタネーター(発電機)の故障が原因である可能性があります。セルが回らない、メーターパネルがほとんど点灯しないといった症状は、ロードサービスを呼ぶサインです。
  • タイヤのパンク
    軽微なキズやヒビは市販のリペアキットで修復できる場合もありますが、重度の損傷はロードサービスによる対応が必要です。スペアタイヤ交換や応急修理で自走可能な状態に戻します。
  • 燃料切れ/凍結
    単純なガス欠だけでなく、寒冷地では燃料の凍結によりエンジン始動が困難になる場合があります。この場合もロードサービスの緊急給油や搬送が必要になります。
  • 鍵のトラブル
    キーの閉じ込み(インロック)など、車体外部のトラブルもロードサービスの対象です。

具体例:専門的な知識が必要な「故障」の種類
ロードサービスが必要になる「故障」の中には、一般のドライバーでは原因特定が難しいものも含まれます。

  • エンジン関連の故障
    エンストや始動不良は、フューエルポンプAssyの不良、インジェクタの不良、電子制御スロットルボディの不良、エアフロセンサの特性異常など、多岐にわたります。
    アイドリング不安定(ハンチング)は、スパークプラグの不良やISCVの作動不良などが原因のこともあります。 走行中の不調は、カム角センサーの不良や電子制御系(ECU)の故障など、複雑な電気信号の異常が要因となることもあります。
  • 駆動系・変速系の故障
    発進できない、変速しないといった症状は、CVT内部チェーンの切れやステップモーターの不良など、トランスミッションの深刻な問題が背景にある場合があります。

ひとことまとめ
バッテリー上がりやパンクといった軽微なトラブルはもちろん、エンジン内部や電子制御に関わる深刻な故障・事故全般に対応し、その内容は非常に幅広いのが特徴です。

現場でできること/できないこと

困惑する女性とOKサインを出す女性イラスト

結論:現場での作業は「安全かつ短時間で済む応急処置」が原則です。
ロードサービスの隊員は、現場で車を安全に動かせる状態に戻すための応急処置を試みますが、危険な作業や時間がかかる分解修理は行いません。

理由:路上での長時間作業は二次被害のリスクが高いから
路上や路肩での本格的な整備は、隊員にもドライバーにも大きな危険が伴います。例えば、エンジン内部の深刻な故障診断やトランスミッションの修理などは、整備工場や修理工場にレッカーで車を運ぶこと(搬送)してから行うべきです。人命最優先の観点から、現場での作業は最小限に留められます。

具体例:応急処置と搬送が必要なケース
バッテリー上がりであれば、ブースターケーブルを使って他の車から電気をもらう(ジャンプスタート)ことでエンジンを始動できます。ただし、故障車側のマイナス端子に直接ケーブルを噛ませるのは絶対にしてはいけない行為であり、必ずエンジンブロックの金属部に噛ませる必要があります。これはロードサービスの基本作業です。

一方、以下のような作業は現場で対処が困難です。

  • フロントガラスの大きなヒビ: 軽微なキズはリペアキットで対応可能ですが、要交換の大きなひびは現場では対応できません。
  • 深刻な故障原因の特定と修理: 燃料供給装置の不良や、複雑な配線断線の修理などは、専門設備が必要です。

応急の範囲と限界

項目現場可否注意点
バッテリー上がり可(軽度の場合)救援車から電気をもらう際、故障車のマイナス端子に直接ケーブルを噛ませない。根本原因(オルタネーター不良など)の点検は工場で行う。
パンク可(スペアタイヤ交換など)タイヤの側面に大きな損傷がある場合や、リペアキットで対応できない場合は搬送が必要。
鍵の閉じ込みセキュリティの高い新型車は時間がかかる、または対応できない場合がある。
燃料切れ可(給油作業)供給できる燃料の量には上限がある。
故障診断/分解修理不可エンジンやトランスミッションの故障診断は、専門的な設備と知識が必要。必ずレッカーで車を運ぶこと(搬送)。
事故後の大破不可搬送(レッカーで車を運ぶこと)が必須。人命優先で行動する。

ひとことまとめ
ロードサービスの現場対応の範囲は、あくまで「応急」です。自力で動かせない、または危険を伴う故障の場合は、無理せずレッカーで車を運ぶこと(搬送)を依頼しましょう。

搬送(レッカー・積載)の基本:距離・降ろし先・安全要件

ミニカーで表現:レッカー移動される赤い車

結論:故障車はレッカーで車を運ぶこと(搬送)によって、安全かつ確実に修理工場へ移動されます。
自力走行が不可能な車は、ロードサービスによって、レッカー車または積載車で修理を委託する工場まで運ばれます。

理由:車体や駆動系にさらなる損傷を与えるのを避けるため
深刻な故障(例:CVT内部チェーンの切れ)や事故で車体が損傷している場合、無理にけん引したり、自力で走行させたりすると、さらなる故障や危険を引き起こします。レッカーで車を運ぶこと(搬送)は、車体全体を持ち上げるか、完全に荷台に積載することで、安全に移動させるための手段です。

具体例:搬送距離と降ろし先
多くのロードサービスの契約には、無料でレッカーで車を運ぶこと(搬送)できる距離に上限が設定されています(例:10km~数百kmの幅)。この無料範囲を超えた場合は、追加料金が発生する可能性があります。降ろし先としては、加入している保険会社や提携先の整備工場、ディーラーなどが一般的です。保険を利用する場合は、事前に保険代理店に搬送先を確認するとスムーズです。

安全要件:搬送依頼時の注意点
特に駆動系がロックされている場合や、特殊な車両(EV/HV車など)の場合は、適切なレッカーで車を運ぶこと(搬送)方法が求められます。依頼時には、車両の状況(例:車輪が回転するか、損傷箇所)を正確に伝え、適切な車両(レッカー車、積載車)を派遣してもらうことが、安全なロードサービスの提供に繋がります。

ひとことまとめ
レッカーで車を運ぶこと(搬送)の距離制限や降ろし先は、契約内容によって大きく異なります。いざという時のために、ご自身のロードサービスの内容(無料搬送距離)を事前に確認しておきましょう。

高速道路の特例:安全退避・非常電話・設置物

高速道路を走行中の車

結論:高速道路でトラブルが発生した場合は、まず「人命最優先」で車外の安全な場所へすぐに避難することが最重要です。
高速道路は一般道よりも格段に危険度が高いため、ロードサービスを呼ぶ前に、まずは自力で最大限の安全を確保しなければなりません。

理由:高速走行する車からの二次被害を避けるため
高速道路での停車は非常に危険です。後続車が気づかずに衝突するリスクが高いため、車内にとどまるのは厳禁です。ロードサービスも、まず安全が確保されていることを前提に現場へ向かいます。

具体例:トラブル発生時の「安全動線」
高速道路上でトラブルが発生した場合、次の手順で行動してください。

  1. 左寄せとハザード点灯
    可能な限り路肩に車を寄せ、ハザードランプを点灯させます。
  2. 三角表示板の設置
    車から降り、安全を確認しながら、車の後方に三角表示板や発炎筒を置きます。
  3. ガードレールの外へ退避
    ドライバーと同乗者全員が、速やかにガードレールの外側など、車の通行に影響のない安全な場所へ避難します。
  4. 通報
    非常電話、または携帯電話からロードサービスの窓口や警察、高速道路会社に連絡します。

非常電話の活用
高速道路には、おおむね1kmおきに非常電話が設置されています。携帯電話がつながらない場合や、バッテリーが切れている場合は、非常電話を利用しましょう。非常電話から連絡すれば、オペレーターは正確な位置を把握できるため、ロードサービスの到着時間の短縮に繋がります。

ひとことまとめ
高速道路でのトラブル時は、何よりもまず「ガードレールの外」に避難し、ロードサービスの到着を待ちましょう。

EV/HVの注意:高電圧に触れない・搬送方法の原則

結論:EV(電気自動車)やHV(ハイブリッド車)の故障対応は、高電圧による感電リスクがあるため、専門知識を持つロードサービスに任せるのが原則です。
EV/HV車は、従来のガソリン車にはない高電圧バッテリーシステムを搭載しており、故障時には特別な注意が必要です。

理由:高電圧システムは専門家以外が触れると危険だから
EV/HV車には、駆動用の高電圧バッテリー(一般的に数百ボルト)が搭載されています。事故や故障で車体が損傷した場合、この高電圧システムが露出したり、絶縁が損なわれたりするリスクがあります。一般ドライバーが不用意に触れると、感電する危険性があるため、絶対にいじってはいけません。

具体例:搬送方法の原則
EV/HV車のロードサービスにおいては、搬送(レッカーで車を運ぶこと)の方法にも特別な配慮が必要です。

  • 高電圧部品への非接触
    故障車に近づく際も、オレンジ色の高電圧ケーブルや関連部品には絶対に触れないように注意が必要です。
  • 適切な搬送手段の選定
    特にトランスミッションの構造が特殊なEV/HV車の場合、一部の車輪を接地させたまま牽引するレッカーで車を運ぶこと(搬送)は、駆動システムに損傷を与える可能性があります(一般論)。そのため、全輪を地面から浮かせられる積載車での搬送が推奨されることが多くなります。

ワンポイント:故障診断におけるEV/HVの特殊性
整備工場では、HVバッテリーのサービスプラグの取り外しや、専用のテスターを用いたリニア弁オフセット学習など、高電圧システムに関わる複雑な手順が必要になる場合があります。当然、現場のロードサービスの隊員が行うべき作業ではありません。

ひとことまとめ
EV/HV車でトラブルが発生した場合、自力での点検や応急修理は危険なので厳禁です。必ず専門のロードサービスを呼び、高電圧に注意して対応してもらいましょう。

料金の考え方

電卓を手に持っているイラスト

結論:ロードサービスの料金体系は「基本料金+追加料金」の組み合わせで構成されます。
ロードサービスの利用には、無料となる範囲と有料となる範囲が存在し、これらは加入しているサービスや状況によって大きく変動します。

理由:サービス内容、移動距離、時間、現場の難易度が料金に反映されるため
ロードサービスの料金は、隊員が出動する基本費用、レッカーで車を運ぶこと(搬送)の距離、現場で行う作業の難易度(例:特殊な鍵開け)、そして時間帯(夜間・深夜)や地域(都市部・山間部)によって変わります(一般論)。

具体例:料金の構成要素
一般的なロードサービスの料金内訳は、以下のような要素で構成されます(無料サービス範囲を超えた場合)。

  1. 基本料金(出動費)
    隊員と車両が現場に到着するためにかかる最低限の費用(一般論)。
  2. レッカー搬送費(レッカーで車を運ぶことの料金)
    無料距離(例:10km~数百kmの幅)を超えた場合の距離加算料金(1kmあたり数百円~数千円の幅)(一般論)。
  3. 作業料金
    現場での応急処置にかかる費用。内容によっては無料枠に含まれることもあります。
  4. 時間帯/地域割増
    深夜帯や早朝、または山間部など、隊員の出動が困難な地域での割増料金。

ひとことまとめ
無料のロードサービスも多くありますが、レッカーで車を運ぶこと(搬送)の距離や作業内容によっては有料になる可能性があります。事前に契約内容を確認し、料金体系を把握しておきましょう。

依頼先の比較

結論:ロードサービスの主な提供元は「自動車保険」「専門団体(JAFなど)」「ディーラー」の3つに大別され、それぞれ特徴が異なります。
どこにロードサービスを依頼するかは、ご自身の加入状況やトラブルの内容によって最適な選択が変わります。

理由:提供元によってサービス範囲や料金の仕組みが異なるため
自動車保険に付帯するロードサービスは、任意保険の補償内容(対人賠償、対物賠償、人身傷害、車両保険など)とセットになっており、サービス範囲が広いのが特徴です。専門団体は会員制度に基づき、車両に関わらず「人」にサービスが適用されます。

具体例:依頼先ごとの比較

  • 自動車保険付帯のロードサービスとは
    強み:基本的な保険(BAP)は車両保険に入らなくても、自損事故補償や無保険車傷害の補償が付帯することがあります。保険料にロードサービスの費用が含まれているため、追加負担が少ない点も魅力です。
    注意点:事故を起こして保険金を使うと、1回の事故につき3等級ダウンし、翌年以降の保険料が割増になるリスクがあります。軽微なトラブルで少額の保険金を請求すると、かえって保険料の割増によって損をする可能性があるため注意が必要です。
  • JAF等の専門団体
    強み:会員であれば、車両に関わらず「人」に対してロードサービスが提供されるため、友人の車やレンタカーに乗っていても対応してもらえる場合があります。
    注意点:年会費が必要であり、燃料代など一部は実費となることが多いです。
  • ディーラー/販売店
    強み:車両の整備知識に長けており、多くの場合、損害保険会社の代理店でもあります。自社の車種に特化したアドバイスや修理が受けられます。
    注意点:搬送(レッカーで車を運ぶこと)距離や時間帯によっては、別途費用が発生する可能性があります。

依頼先比較

依頼先強み注意点
保険付帯契約内容に応じた無料サービスが充実。任意保険とセットで利用できる。サービス内容によっては事故扱いとなり、翌年の等級や保険料に影響が出る可能性がある。
JAF等車両に関わらず「人」にサービスが適用される。年会費が必要。
ディーラー車両固有の知識があり、専門工場での修理にスムーズに繋がる。搬送(レッカーで車を運ぶこと)距離や時間帯によっては、別途費用が発生する可能性がある。

ひとことまとめ
ご自身の契約している自動車保険のロードサービスの内容を確認し、等級ダウンのリスクがないか、レッカーで車を運ぶこと(搬送)の無料距離が十分かを把握した上で、最も賢い依頼先を選びましょう。

到着時間の目安と変動要因

位置情報をタブレットで確認

結論:ロードサービスの到着時間は、現場の場所、気象条件、時期によって大きく変動します。
トラブルに遭遇した際、隊員が到着するまでの時間は予測が難しい場合があるため、余裕をもって待機することが重要です。

理由:交通状況や人員配置に左右されるため
都市部であれば比較的早く到着できますが、高速道路や山間部、または渋滞している状況では到着に時間がかかります。また、連休中や悪天候時など、ロードサービスの依頼が集中する繁忙期は、到着までの待ち時間が長くなる傾向にあります。

具体例:変動要因の比較
ロードサービスの到着時間に影響を与える主な要因をまとめました。目安はあくまで一般論であり、状況によって大きく変わる可能性があります。

到着時間の目安と変動要因

変動要因到着時間の傾向備考
場所(一般道/高速)高速道路や山間部は時間がかかる。高速道路での安全確保は最優先。
時間帯(昼間/深夜)深夜帯は隊員の配置が少ない場合があり、時間がかかることがある。夜間割増料金が発生する場合がある。
天候(晴れ/悪天候)悪天候(大雨、積雪)時は出動要請が増え、遅延しやすい。寒冷地では燃料凍結など特有のトラブルも発生する。
繁忙期(GW/年末年始)依頼が集中し、待ち時間が大幅に延長しやすい。連休中は特に注意が必要。

ひとことまとめ
オペレーターに正確な位置情報を伝え、余裕をもって安全な場所で待機することが、結果的に迅速なロードサービスを受けるための最善策となります。

通話テンプレ

電話する男性イラスト

結論:ロードサービスに連絡する際は、冷静に「5つの基本情報」を伝えることが、的確な対応を受けるための近道です。
トラブルで気が動転していても、この5つの項目を事前にまとめておくと、スムーズに依頼を完了できます。

理由:正確な情報がなければ、適切な車両や隊員を手配できないため
ロードサービスのオペレーターは、現場の危険度、必要な機材、搬送先などを判断するために、詳細な情報を求めています。特に場所が特定できなければ、隊員は到着できません。

具体例:通話時の確認事項
電話をかける前に、以下の情報を手元に用意しておきましょう。

  1. 場所
    住所、目印となる建物、高速道路であればキロポストの番号。
  2. 状況
    車が動かない原因(例:鍵の閉じ込み、パンク、エンジン始動不良など)や、負傷者の有無。
  3. 車両
    車種、年式(特にEV/HV車、特殊な改造車の場合は伝達)、ナンバープレートのひらがなや数字。
  4. 安全措置
    ハザード点灯、三角表示板の設置、安全な場所への退避が完了しているか。
  5. 希望
    現場での応急修理を希望するか、レッカーで車を運ぶこと(搬送)を希望するか、搬送先(工場名)と支払い方法(保険利用の有無)。

通話テンプレ

項目確認事項(音読用)
場所「現在地は(高速〇〇IC付近、〇〇キロポスト〇〇地点)です。」
状況「症状は(エンジンがかからない、パンクした、鍵を閉じ込めた)です。怪我人はいません。」
車両「車は(車種:〇〇、色:〇〇)で、(3ナンバー/5ナンバー)の登録番号です。EV/HV車ではありません。」
安全措置「ハザードを点灯し、三角表示板を設置し、(ガードレールの外側など)安全な場所に退避しています。」
希望「(応急処置/レッカーで車を運ぶこと)を希望します。搬送先は(〇〇工場)を希望します。支払い方法は(保険/現金)を予定しています。」

ひとことまとめ
このテンプレを事前に準備しておけば、緊急時でも冷静にロードサービスに状況を伝えることができ、迅速な対応へと繋がります。

よくあるNG行為:車線横断・無理な自力作業・取説無視・高電圧接触

結論:トラブル発生時、人命を危険に晒す行動や、車の状態を悪化させる行為は絶対にしてはいけません。
ロードサービスの専門家が来る前に、ドライバー自身が行うべきことは「安全確保」と「通報」のみです。

理由:危険な場所での作業は二次事故を引き起こし、誤った処置は修理を困難にするため
路上での車線横断や、修理の知識がない状態での無理な分解・点検作業は、非常に危険です。例えば、故障車の配線に異常がある場合、容量の大きいヒューズを付けたり、針金やアルミ箔などで代用したりすると、配線がショートし火災を引き起こす危険性があります。

具体例:具体的なNG行為とその危険性

  • 危険な場所での作業(路上作業の最小化)
    車線横断:荷物を取りに戻る、三角表示板を設置するために車線を横切る行為は、高速道路では特に危険です。
    無理な自力作業:エンジンがかからないからといって、原因不明のまま分解を試みたり、取扱説明書を無視してバッテリーの接続を試みたりすることは、さらなる故障や感電(特に高電圧車)のリスクを高めます。
  • 高電圧車への不用意な接触
    EV/HV車でオレンジ色の配線やコネクタに触れるのは、高電圧による感電の危険があるため、絶対に行ってはいけません。
  • 取扱説明書無視の応急処置(フューズ)
    ヒューズが切れた原因を特定せずに、針金などで代用する行為は、車両火災に繋がるため禁止です。
  • トランスミッションの油量点検を怠る
    駆動系の異音を感じた場合、トランスミッションオイルやデファレンシャルオイルの油量点検は重要ですが、路上での作業は危険です。オイル交換は一定のサイクルで行うべき基本的なメンテナンスであり、ロードサービスの隊員と相談しながら安全な場所で実施する必要があります。

ひとことまとめ
トラブル発生時は、まず命を守るための安全措置を講じ、その後の対応は専門知識を持ったロードサービスの隊員に任せましょう。あくまであなたの安全を第一に考えています。

まとめ&FAQ:賢い使い方チェック(距離・作業・時間帯・支払い)

チェックリストと鉛筆

結論:賢いロードサービスの使い方は、自分の契約内容と車の状態を把握し、冷静に依頼することから始まります。
事前に準備しておくことで、緊急時の不安を大きく減らし、費用や時間を節約することができます。

理由:サービス内容の理解が、無駄なコストと時間の発生を防ぐ
ロードサービスの料金や対応範囲は契約によって大きく異なります。例えば、軽微な事故で車両保険を適用した場合、保険金が少額であっても、翌年以降の保険料の割増額(等級ダウン)が修理費を上回る可能性があります。サービス内容を理解していれば、無料搬送距離を超えてレッカーで車を運ぶこと(搬送)を依頼する前に、追加費用を確認できます。

具体例:賢い使い方チェックリストの活用
以下のチェックリストを日頃から確認し、緊急時に備えましょう。

  • 距離
    無料レッカーで車を運ぶこと(搬送)の距離制限を把握しているか?(例:10kmまで無料、100kmまで無料など、会社・契約差あり)
  • 作業
    バッテリー上がりやパンクなど、現場で応急対応できるロードサービスの内容を把握しているか?
  • 時間帯
    夜間や休日の利用に割増料金が発生するか?
  • 支払い
    保険付帯のロードサービスを利用する場合、等級ダウンを避けるために少額の修理費は自腹で払うか。保険を使う場合の事故の履歴は、保険会社を変えても消えないことを理解しているか。

ひとことまとめ
ロードサービスとは、あなたのカーライフを支える頼もしいセーフティーネットです。日頃から契約内容を「見える化」し、万一の際に備えましょう。

FAQ(よくある質問と回答)

Q1.ロードサービスの料金は高いですか?
ロードサービスの料金は、ご自身の加入状況によります。自動車保険に付帯している場合は、無料または低料金で提供されることが多いですが、無料範囲(特にレッカーで車を運ぶことの距離)を超えると追加費用が発生します。専門団体(JAFなど)や未加入の場合は、基本料金(出動費用)と作業費が現場で発生します(一般論)。事前に契約を確認しておきましょう。

Q2.バッテリー上がりは自分でも対応できますか?
ブースターケーブルを使用すれば、他の車から電気をもらってエンジンをかけることは可能です。しかし、ケーブルの接続手順を間違えると、故障車・救援車ともに故障の原因や火花の原因となるため、確実な知識が必要です。特に、高電圧車(EV/HV)の場合は絶対にご自身で触らず、ロードサービスを呼んでください。不安な場合は、無理せずロードサービスに依頼するのが最も安全です。

Q3.事故を起こした場合、保険のロードサービスを使ったほうが得ですか?
軽微な物損事故で、修理費用が少額の場合は、保険を使うことで翌年以降の等級がダウンし、数年間で払う保険料の割増額が修理費を上回ることがあります。等級ダウンによる保険料の上昇(割引率の減少)は大きいため、少額の請求で損をしないためにも、まずは保険会社に相談し、保険料の増加額と修理費用を比較検討しましょう。ロードサービスの利用そのものは等級ダウンに直結しない場合が多いものの、保険金支払いを伴うかどうかで扱いが変わる点に注意が必要です。

Q4.タイヤのパンクは現場で直せますか?
ロードサービスでは、スペアタイヤへの交換や、軽微なキズやヒビであれば市販のリペアキットを使った応急的な修復が可能な場合があります。ただし、タイヤの側面に損傷があるなど、状態が悪い場合は安全上の理由から修理はできず、レッカーで車を運ぶこと(搬送)が必要になります。

Q5.契約している保険の年齢条件に外れた人が運転したらどうなりますか?
自動車保険には、運転者の年齢によって保険料が変わる「年齢条件」があります。もし、契約の年齢条件(例:「26歳未満不担保」)に合わない若い人が事故を起こした場合、保険金は原則として支払われません。ただし、家族や友人が運転する場合は「他車運転危険担保特約」などが適用される場合もありますが、基本的には契約内容と運転者の年齢条件は一致している必要があります。最終的な判断は、ご加入の保険会社の約款に従ってください。

最終チェックリスト:賢い使い方チェック(距離・作業・時間帯・支払い)

確認事項契約内容の把握緊急時の行動
距離無料レッカーで車を運ぶこと(搬送)の距離上限を確認する。無料範囲を超える場合は、必ず追加料金の概算を確認する。
作業バッテリー、燃料切れ、鍵開けなどのロードサービスの内容(無料範囲)を確認する。路上での無理な分解・修理は行わず、安全な場所で隊員を待つ。
時間帯夜間や繁忙期のロードサービスの到着時間の目安と割増料金の有無を確認する。危険な場所で停車している場合は、通報時にその旨を強調する。
支払い自動車保険の利用が等級ダウンに繋がるかを確認する。少額の修理の場合は、保険を使うか自腹かを冷静に判断する。

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