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自走不可トラブル時のレッカー移動チェックリスト|準備物と伝えるべき情報

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レッカーサービスを呼ぶ前に確認すべきこと。緊急時の移動を円滑にする準備物と、正確に伝えるべき情報を徹底解説します。車の移動に必要な手順を事前に知っておくことで、慌てずスムーズにレッカー手配を進められます。

レッカー依頼の基本:「安全確保」から「移動」までの5ステップ

スタートからゴールまでの階段

車が急に動かなくなってしまったとき、誰もが焦ってしまうものです。しかし、そんな緊急時だからこそ、正しい手順を知っておくことがあなたと車を守る鍵になります。

レッカー車をスムーズに手配し、確実に次の場所へ移動するための手順は、大きく分けて以下の5つのステップです。

  1. 人命の安全確保
  2. 現在地の特定
  3. 必要情報の伝達
  4. 費用の確認(見積もり)
  5. レッカー車での移動(搬送)

なぜこの順番なのか?

何よりも優先すべきは、あなた自身と同乗者、そして周囲の交通の安全です。特に高速道路や交通量の多い場所での停止は、後続車による追突など、二次的な事故を引き起こすリスクが非常に高いからです。まずは身の安全を確保すること、これが大前提です。

安全な場所に移動できたら、次に必要なのが「今どこにいるか」と「車の状態」を正確に伝えること。これにより、適切な装備を持ったレッカー車が向かうことができ、現場での待機時間を短縮できます。結果として、速やかに車を安全な場所へ移動させることが可能になるのです。

具体的なイメージ

もし安全確保が不十分な場所(例えば見通しの悪いカーブの途中)で車が止まってしまったらどうなるでしょうか。後続車が気づかずに衝突する危険性があり、これはまさに人命にかかわる最悪の事態です。

また、正確な現在地を伝えられないと、レッカー車の到着が大幅に遅れてしまいます。その間、あなたは不安な気持ちで危険な場所に留まり続けなければなりません。

さらに、車の症状を詳しく伝えておくことも重要です。例えば「エンジンがかからない」という症状一つとっても、バッテリー上がりなのか、それとも深刻な故障なのかで、手配すべきレッカー車の種類(牽引タイプか、荷台に載せる積載タイプか)が変わってきます。適切な車両が来ないと、二度手間になりスムーズな移動ができません。

緊急時のレッカー手配と移動を成功させる鍵は、「人命優先の行動」と「正確な事前情報」にあることを覚えておきましょう。

まずは身を守る!レッカーを待つ間の安全な停止と退避

車が自走できなくなった場合、ドライバーがまず行うべき最も重要な初動対応は、「ハザードランプの点灯」「安全な停止位置への移動」「後方への表示(三角表示板など)」、そして「乗員全員の安全な場所への退避」です。

レッカーの手配よりも前に、まずはこれらの行動を完了させてください。

路上停止の危険性

路上で車が停止すると、特に高速道路や夜間など視界の悪い状況では、後続車にとって大きな障害物となり危険です。実際、高速道路上での停車が原因で発生する二次的な事故は、死亡事故につながる割合が非常に高いことが知られています。そのため、車外での作業は最小限にし、一刻も早く安全な場所に移動する義務があります。

具体的なアクション

  • 停止位置の確保
    可能な限り路肩や非常駐車帯へ車を寄せます。もしエンジンが止まって完全に自走不能でも、わずかな傾斜や惰力を使って、走行車線を完全に塞がないよう努力して移動させましょう。
  • ハザード点灯と表示
    停止したらすぐにハザードランプを点灯させます。さらに、後続車にトラブルを知らせるための三角表示板(停止表示器材)を、車から50m以上後方に設置することが推奨されています。
  • 乗員の安全な場所への退避
    レッカーの到着を車内で待つのは極めて危険です。特に高速道路では、ガードレールの外側や待避所に全員が移動し、そこで待機します。車から降りる際は、走行車線側ではなく、内側の安全な側(路肩側)からドアを開けるようにしてください。
  • 異音や異臭の確認
    エンジンからの異音(ガラガラ、ゴトゴトなど)や、焦げ臭い匂い(ゴムやオイルが焼ける匂い)がする場合、重大なトラブルの可能性が高いです。無理に再始動しようとせず、速やかにレッカーによる移動が必要と判断しましょう。

なお、もしバッテリー上がりが原因で、かつ広い駐車場など安全な場所にいる場合に限り、ブースターケーブルを使って他の車から電気をもらう応急処置も検討できます。しかし、路上や路肩など危険な場所であれば、無理をせずレッカーでの移動を優先してください。

全体フローを確認:依頼からレッカー移動完了までの流れ

車のエンジンルームを見ながら電話する女性

いざトラブルが起きると慌ててしまうものですが、レッカーによる車を運ぶ(回送する)際の一般的な流れを頭に入れておくと落ち着いて行動できます。

1. 依頼と情報伝達(初動)

安全な場所へ移動してから、加入している保険会社やロードサービス、またはディーラーに連絡します。オペレーターには、正確な現在地、車の症状(エンスト、異音など)、車の種類、そしてレッカーによる移動の希望先を伝えます。

2. レッカー車の到着と安全確認

到着予定時刻を確認し、安全な場所で待機します。レッカー作業員が到着したら、作業を始める前に依頼内容と車両の状態を一緒に確認します。

3. 車両の積載・準備

作業員が車の状態(特にタイヤが回るか、動かせない状態かなど)を確認し、適切な方法(吊り上げ、または荷台への積み込み)で積載作業を開始します。

特に車高が低い車や、特殊な駆動方式の車(4WD/EV/HV)の場合は、車を傷めないための作業手順について注意深く確認することが重要です。

4. 指定場所への移動

積載が完了したら、指定した修理工場やディーラー、または自宅などの目的地へ向けて移動を開始します。この移動距離や時間によって、最終的な費用が変動する可能性があります。

5. 車両の引き渡しと支払い

目的地に到着したら車両を降ろし、引き渡し手続きを行います。最後に、作業内容と移動距離に基づいた費用を確認し、支払い(現金、カード、または保険の特約利用など)を行って完了です。

この一連の流れの中で、特に「最初の情報伝達」と「費用の確認」が、後のトラブルを防ぐ重要なポイントになります。

正確に伝えるためのチェックリスト:現在地・症状・移動先

バインダーに挟まれたチェックリストとペン

レッカーサービスを依頼する際、オペレーターに正確な状況を伝えることは、到着時間の短縮と適切な移動作業のために不可欠です。 必要な情報は、以下の表にある5つの項目に集約されます。これを手元に準備して電話をかけましょう。

なぜ詳細な情報が必要なのか?

サービス提供側は、これらの情報に基づいて「どの種類のレッカー車を向かわせるか」「どんな工具が必要か」を判断します。

情報が不足していると、例えば現場到着後に「P(パーキング)レンジが解除できずタイヤが動かない」といった問題が判明し、そのレッカー車では対応できずに別の車両を手配し直す……といった大幅な時間のロスや追加費用につながる恐れがあるからです。

特に「症状」と「車両情報」は重要です。

単に「エンジンがかからない」だけでなく、「走行中にエンジンチェックランプが点灯して止まった」とか、「ハイブリッドシステムの警告灯が出ている」といった具体的な情報があれば、原因をある程度予測でき、スムーズな移動準備ができます。

また、4WD車や電動パーキングブレーキ車などは、特殊な機材(ドーリーなど)がないと移動できない場合があるため、必ず事前に伝えましょう。

レッカー依頼時の伝達項目リスト

項目入力例・伝えるポイント
現在地高速名・上下線・キロポスト/一般道なら交差点名や目印になる店舗、地図アプリのリンクなど
症状「エンジンがかからない」「事故で自走不可」「Pレンジから動かない」等、状況を具体的に
車両メーカー・車名・年式・2WDか4WDか・色・(分かれば)牽引フックの位置
鍵・P解除スマートキーの電池残量は?/シフトロックの非常解除はできそうか?
移動先ディーラー名・整備工場名・住所・連絡先(決まっていなければ「自宅近くの工場」など相談)
支払い現金/カード/保険のロードサービス特約を使うか

緊急時こそ深呼吸して、このリストの情報を落ち着いて伝えることが、迅速で安全なレッカー移動を実現する第一歩です。

緊急時の準備物リスト:車検証・免許証・保険証券は必須

レッカー移動を手配し、その後の修理や手続きをスムーズに進めるためには、手元に準備しておくべきアイテムがあります。

特に重要なのは、「車検証」「免許証」「保険証券」、そして「連絡・支払い手段」の4点です。

なぜ書類が必要なのか?

レッカー作業員が公道で作業を行う際、その車が誰のもので、正規の手続きに基づいているかを確認するために、車検証や免許証の提示が求められます。

また、レッカー移動の費用を保険のロードサービス特約でまかなうためには、保険証券(または契約内容がわかるアプリ画面など)が不可欠です。

これらの書類がすぐに出せないと、作業の開始や保険適用の確認に時間がかかり、結果的に現場での危険な待機時間が長引いてしまうことになります。

各アイテムの役割とポイント

  • 保険証券(契約情報)の確認
    自動車保険には「自賠責」と「任意保険」がありますが、レッカー移動に関わるのは主に「任意保険」です。証券には、契約者の住所、車種、車両型式、保証期間、そして「ロードサービス特約」が付帯しているかどうかが記載されています。これを確認することで、今回の移動が無料の範囲内かどうかを判断できます。
  • 連絡手段と支払い手段
    現場での連絡や、もしレッカー費用が発生した場合の支払いに備えて、スマートフォン(できれば予備電源も)と、現金やクレジットカードをすぐに取り出せるようにしておきましょう。

緊急時の必携チェックリスト

準備物チェック備考
車検証原本をグローブボックス等から出しておく
免許証運転者の本人確認用
保険証券特約内容や連絡先の確認用(アプリでも可)
スマホ・予備電源連絡・地図確認・ライトとして
現金・カード超過分の支払いや交通費として
(あれば)反射ベスト・雨具安全確保と待機時のために

いざという時のレッカー移動に備えて、これらの書類とツールをまとめて確認できるようにしておくと安心です。

料金トラブルを防ぐ!レッカー費用の見積もりの見方

電卓の上に乗ったミニカー

レッカー移動サービスの費用は、主に以下の4つの要素で構成されています。

事前にこれらの内訳を把握し、見積もり(概算)を確認することが、後から予期せぬ高額請求に驚かないための鉄則です。

  1. 基本料金(出動費用)
  2. 移動距離料金
  3. 特殊作業料金
  4. 割増料金(時間帯・場所など)

なぜ内訳を知る必要があるのか?

依頼するレッカー会社や、加入している自動車保険の特約内容によって、「無料で運べる距離」や「基本料金が無料になる条件」が大きく異なるからです。

特に、無料枠を超えた長距離の移動や、難易度の高い作業が必要な場合、料金が跳ね上がるリスクがあります。内訳を知っておけば、「ここは保険でカバーできる」「ここからは自費になる」という判断がしやすくなります。

保険と料金の関係性について

  • 等級への影響
    一般的に、単なる故障でのレッカー移動は等級ダウン(翌年の保険料アップ)の対象外であることが多いですが、事故で保険金を使って修理する場合などは等級が下がります。少額の費用であれば、あえて保険を使わずに自費で払ったほうがトータルでお得な場合もあるため、現場での判断が必要です。
  • 免責金額
    車両保険を使って修理する場合、「免責金額(自己負担額)」が設定されていることがあります。レッカー移動後に修理が必要になった際、この免責額もトータルの出費に関わってきます。

主な追加費用の項目

  • 特殊作業費: タイヤが溝に落ちた場合の引き上げや、方向転換が必要な場合など。
  • 時間帯割増: 深夜や早朝のレッカー移動にかかる割増。
  • 待機料: 現場での待機時間が長引いた場合に発生。
  • 保管料: すぐに修理工場へ搬入できず、レッカー会社で一時預かりになる場合。

依頼先の比較(一般論)

項目保険付帯サービスJAF等の会員制ディーラー
受付24時間対応が多い24時間対応営業時間中心
費用傾向契約内無料枠あり会員は無料・割引実費・工賃規定
強み移動距離の特典全国網・人の技術純正対応・安心感

レッカー移動を依頼する際は、「総額いくらくらいか?」だけでなく、「内訳はどうなっているか?」を必ず確認しましょう。

追加費用になりやすい4つの条件:ドーリー・狭所・長距離・高速

チェックリストに赤ペンで印をつけている

基本的なレッカー費用以外に、追加料金が発生しやすい条件があります。

代表的なのは、「特殊機材(ドーリーなど)の使用」「困難な現場(狭所・転回)」「長距離移動」「高速道路上での作業」の4つです。

これらは通常のレッカー移動作業よりも時間と労力がかかり、特別な技術や装備が必要になるためです。特に、タイヤがロックされて動かせない車を移動させる際には、特殊な対応が必須となります。

1. タイヤがロックされた車両(Pレンジ解除不可など)

故障によりタイヤが回らなかったり、電動パーキングブレーキが解除できなかったりする場合、無理に引っ張って移動させることはできません。

タイヤの下に「ドーリー」と呼ばれる小さな台車をかませたり、クレーンで吊り上げたりする必要があります。

特にCVT車などでPレンジが解除できない状態で無理に牽引すると、トランスミッションに深刻なダメージを与えてしまいます。そのため、こうした特殊なレッカー作業が必須となり、追加費用が発生します。

2. 狭所での方向転換

立体駐車場や狭い路地など、大きなレッカー車が入りにくい場所や、車を積み込むために方向転換が必要な場合も要注意です。作業時間が延び、難易度が高くなるため、割増料金の対象となることがあります。

3. 長距離移動

多くの保険特約には、「100kmまで無料」といった距離の上限があります。

この無料枠を超えた分については、1kmあたり数百円〜の移動料金が加算されます。遠出をした際のトラブルでは、この距離料金が大きな負担になることがあります。

4. 高速道路での作業

高速道路は作業の危険性が高いため、レッカー作業自体に「高速作業割増」などが適用される場合があります。

車がどんな状態で、どんな場所にいるかによって、レッカー移動の費用は変動します。依頼時には現場の状況を詳細に伝え、「追加費用がかかりそうな作業はあるか」を事前に聞いておくことが大切です。

高速道路や夜間のSOS:正確に見つけてもらうための工夫

夜間、車内運転席からの視界

高速道路や夜間にレッカーが必要になった場合、何より優先すべきは「安全確保」と「正確な位置の特定」です。

「非常電話」や「キロポスト」を活用し、レッカー車が迷わずにあなたを見つけられるよう工夫しましょう。

なぜ位置特定が重要なのか?

高速道路や夜間は、一般道に比べて危険度が格段に上がります。特に夜間は、救援を待つあなた自身や車両が後続車から見えにくく、二次災害のリスクが高い状態です。

また、目印となるお店や建物がない高速道路では、「だいたいこの辺り」という情報だけではレッカー車がたどり着けず、到着が大幅に遅れてしまう可能性があります。

確実に見つけてもらうためのテクニック

  • 非常電話の活用
    高速道路上に設置されている非常電話を使えば、受話器を取るだけで道路管制センターにつながり、あなたの正確な位置情報が自動的に伝わります。そこからレッカーの手配指示を仰ぐのが最も確実です。
  • キロポストの読み取り
    高速道路の路肩や中央分離帯には、100mごとに「キロポスト(数字が書かれた小さな標識)」が設置されています。 「〇〇自動車道の下り線、〇〇キロポスト付近」と伝えるだけで、レッカー車はピンポイントで現場に向かうことができます。
  • 夜間の視認性向上
    安全な場所(ガードレールの外など)に退避した後、懐中電灯やスマートフォンのライトを活用し、到着するレッカー作業員に自分たちの存在を知らせる工夫をしましょう。ただし、絶対に車道に出て合図をしてはいけません。

高速道路や夜間のトラブルは命に関わります。焦らずに非常電話やキロポストを使って正確な情報をレッカー業者に伝え、安全な場所で到着を待つことを最優先にしてください。

4WDやEV・HV車は要注意!車種によって変わるレッカー移動

机の上に置かれた?のキューブが3個とノート、シャーペン、電卓、スマホ

すべての車が同じ方法でレッカー移動できるわけではありません。

ご自身の車が「4WD(四輪駆動)車」「車高が低い車」「EV/HV(電気自動車/ハイブリッド車)」の場合、レッカーで車を運ぶ際に特殊な配慮が必要です。

依頼時には必ず車種の特徴を伝えてください。

なぜ伝える必要があるのか?

これらの車種を不適切な方法(例えばタイヤを転がして運ぶ方法)で牽引すると、駆動系や高電圧システム、エアロパーツなどに重大な損傷を与える可能性があるからです。最悪の場合、故障が悪化してしまいます。

車種別の注意点と正しい移動方法

  • 4WD車(四輪駆動車)
    一般的な2WD車のように、前輪または後輪だけを吊り上げて牽引する移動方法は、トランスミッションや駆動系に無理な負荷をかけ、故障させる危険性が高いです。
    【原則】4輪すべてを地面から浮かせた状態、すなわち荷台に車全体を載せるレッカー(積載搬送)が推奨されます。
  • 低車高車
    スポーツカーやカスタムカーなど、最低地上高が低い車は、レッカー車の荷台に積み込む際の傾斜でバンパーや下回りを擦ってしまうリスクがあります。
    「エアロパーツが付いている」「車高を下げている」と事前に伝えておけば、緩やかな傾斜を作れるフルフラット対応のレッカー車などを手配してもらえます。
  • EV(電気自動車)/HV(ハイブリッド車)
    高電圧バッテリーやモーターを搭載しているため、事故や故障時はオレンジ色の高電圧ケーブル等には絶対に素手で触れないでください。感電の危険があります。
    また、駆動輪を浮かせないで牽引すると、モーターが発電してしまいシステムを破損させる恐れがあります。そのため、これらの車の移動は原則として「積載レッカー」を依頼するのが基本です。

特殊な車は移動方法を選びます。「車種名」だけでなく、「4WDであること」や「EV/HVであること」をはっきりと伝え、安全なレッカー移動を確保しましょう。

搬送先はどこにする?ディーラー・整備工場・自宅の選び方

レッカー車と車のミニカー

レッカーで車を運ぶ「搬送先」を選ぶ際は、「修理の質」「費用の透明性」「保険の無料移動距離」の3つを考慮し、状況に合わせて「ディーラー」「整備工場」「自宅」のいずれかから選びましょう。

搬送先ごとの特徴とメリット・デメリット

  1. ディーラー
    ・強み:メーカー純正部品での確実な修理や、最新の技術基準に基づいた整備が期待できます。特殊な故障コードの診断も得意です。
    ・注意点:夜間や休日は受け入れが難しい場合が多く、レッカー移動後にすぐ対応してもらえないことがあります。費用はやや高めになる傾向があります。
  2. 認証整備工場
    ・強み:ディーラーよりも費用を抑えられることが多く、汎用的な故障(バッテリー、パンク、ベルト切れなど)に柔軟に対応してくれます。
    ・注意点:最新の運転支援システムや特殊な輸入車などの診断には、専用機材がなく対応できない場合があります。
  3. 自宅や駐車場
    ・強み:一時的に安全な場所に車を移動できます。「夜中で工場が開いていない」「修理するか廃車にするか迷っている」といった場合に有効です。
    ・注意点:レッカー車が入れるスペースがあるか確認が必要です。また、後日改めて工場へレッカー移動する際に、二重に費用がかかる可能性があります。

距離と保険の関係

搬送距離が保険の無料枠(例:50kmや100km)を超える場合は、超過分の移動料金が発生します。
「遠くのディーラーまで運んで高額な移動費を払う」か、「近くの整備工場で安く済ませる」か、お財布と相談して決めましょう。

「まだ来ない?」到着時間は天候や連休で大きく変わる

壊れた車からレッカー車の距離を表したイラスト

レッカー車の現場到着時間は、依頼した会社の体制だけでなく、「天候」「渋滞」「時期(連休など)」によって大幅に変わることを理解しておきましょう。

「すぐに来るはず」と思い込んでいると、予想外の長時間待機に焦ってしまうかもしれません。

到着が遅れる主な要因

レッカーサービスは、限られた人手と機材で動いています。

特に台風や大雪などの悪天候時や、お盆・年末年始などの大型連休中は、全国的にトラブルが急増し、稼働できるレッカー車が出払ってしまいます。

  • 通常時(都市部): 30分〜1時間程度で到着することが多いです。
  • 悪条件下(高速、夜間、地方): 基地からの移動距離が長くなるため、1時間〜2時間以上かかることもあります。
  • 繁忙期(連休、大雪): 案件が集中しすぎて、3時間以上の待機が必要になるケースも珍しくありません。

レッカー依頼時には、オペレーターに「到着までどのくらいかかりそうですか?」と時間の目安を確認し、遅れる場合の幅も聞いておくと、心に余裕を持って安全な場所で待機できます。

トラブル回避の鉄則:書面化・写真・領収書・一本化

費用と車を考えて悩む女性のイラスト

レッカー移動におけるトラブル(後から高額請求された、車に傷がついた等)を避けるためには、以下の4つの対策を徹底してください。

「言った・言わない」を防ぐには、証拠を残すことが最強の自衛策です。

  1. 見積もりの書面化(または記録)
    保険の無料枠を超えて有料になる場合や、特殊作業が必要な場合は、作業開始前に必ず見積もりを確認しましょう。可能であればメールやメモなど、記録に残る形で残します。
  2. 写真記録(損傷と現場)
    レッカー移動が始まる前に、車の今の状態(既存の傷やヘコミ)をスマホで撮っておきます。これで「移動中に傷がついたのでは?」といった疑念やトラブルを防げます。
  3. 領収書の保管
    費用を立て替えた場合、後日保険会社へ請求するために、内訳が書かれた領収書が必須になります。必ず受け取って保管してください。
  4. 手配の一本化(二重手配防止)
    慌てて「保険会社」と「自分で調べたレッカー業者」の両方に電話してしまうと、2台のレッカー車が到着してキャンセル料が発生するなどのトラブルになります。連絡先は一本に絞りましょう。

まとめ&FAQ:スムーズなレッカー移動のための最終チェック

レッカー移動が必要な状況は、ドライバーにとって非常に不安な瞬間です。

しかし、「安全第一」「正確な情報伝達」「費用の透明性」の3つを意識すれば、必ずスムーズに解決できます。

最後に、よくある質問とチェックリストを確認して、手続きを完了させましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1:レッカー移動の費用は、必ず保険でまかなえますか?
A1:いいえ、全額無料とは限りません。多くの保険には「無料移動距離(例:100kmまで)」がありますが、それを超えた距離や、特殊な作業(クレーン、ドーリー使用、雪道作業など)は自己負担になる場合があります。必ず事前に適用範囲を確認しましょう。

Q2:故障の状態はどこまで詳しく伝えるべきですか?
A2:できる限り詳しく伝えてください。「エンジンがかからない」だけでなく「Pレンジが解除できない」「タイヤが回らない」といった情報は、レッカー車の種類(積載車か牽引車か)を決めるために不可欠です。

Q3:レッカー車が来るまで車内で待っていてもいいですか?
A3:原則としてNGです。特に高速道路や路肩での車内待機は、追突事故のリスクがあり大変危険です。ガードレールの外など、安全な場所に移動して待ってください。

Q4:搬送先の修理工場はどう選ぶべきですか?
A4:「完璧な修理ならディーラー」「費用を抑えるなら整備工場」が基本です。さらに、保険の無料レッカー移動距離に収まるかどうかも判断材料にしてください。

Q5:年齢条件などが変わった場合、レッカー特約は使えますか?
A5:契約内容(運転者限定や年齢条件)を満たしていない運転者が事故を起こした場合、保険金や特約が使えない可能性があります。車両を買い替えた際なども、必ず保険会社へ変更手続き(車両入替)を行っておきましょう。

最終チェックリスト:安全なレッカー移動のために

出発前に、この5つをクリアしているか確認してください。

  • [安全]:乗員全員がガードレールの外など安全な場所へ移動しましたか?
  • [情報]:現在地と「P解除不可」などの症状を正確に伝えましたか?
  • [費用]:保険の無料移動距離と、超過料金の有無を確認しましたか?
  • [行先]:修理が可能な場所(ディーラーや工場)への移動を指示しましたか?
  • [準備]:免許証、車検証、保険証券、支払い手段を手元に用意しましたか?

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